Photo: 世界遺産「ポン・デュ・ガール」は、フランス南部・ガール県、ニームとアヴィニョンの間に位置し、ガルドン川に架かる三層アーチ構造の水道橋です。約2000年前、ニームの町へ水を運ぶために建設され、現存するローマ水道橋の中でも最大級の規模を誇ります。| 2025年6月9日 PM 17:55 | 気温31℃
Video: ニース・フランスで開催された第3回国連海洋会議(UNOC‑3)のフィナーレを飾った、「海洋生物の保護」をテーマにした花火演出 | 2025年6月6日 PM 23:00 | 気温26℃
未来は予測できなくても、「備える力」は磨ける
私たちは、居住用および投資用不動産の管理・運営・資産戦略のサポートを専門とする不動産管理会社です。
物件オーナー様の資産価値を最大限に引き出し、長期的な収益性と安定性の両立を実現することを使命としています。
不動産を取り巻く環境が大きく変化する今
金利動向、物価上昇、賃貸市場の変動、そして制度改正。
不動産を取り巻く環境は日々、予測困難なスピードで変化しています。
こうした時代だからこそ、私たちは「何が起きてもブレない資産運用の考え方」を物件オーナー様と共有し、共に歩むパートナーでありたいと考えています。
不確実な世界情勢と、投資判断の転換点
いま、私たちを取り巻く世界は激しく揺れています。
中東地域の緊張、資源供給リスク、金融政策の転換、そしてグローバルなインフレや地政学的リスクの高まり。これらの要因により、将来の見通しはかつてないほど不透明です。エネルギー価格の上昇や物流の混乱は、為替・株価・金利といった主要市場にも大きな影響を与え、投資判断はますます難しくなっています。
このような環境では、「今後何が起きるのか」「どこに資金を投じるべきか」といった未来予測型の思考に陥りがちです。しかし実際には、未来を正確に読み切ることは誰にもできません。予想が外れれば、大きな損失につながる可能性もあります。未来に賭ける投資戦略は、再現性に乏しいというのが現実です。
では、私たちはどう備えるべきなのでしょうか。
その答えの一つが、「人はどう動くか」という行動原理を理解することにあります。
「人の行動原理」こそ、変化の時代に通用する羅針盤
歴史を振り返ると、リーマンショックやコロナ禍、戦争といった世界的危機が起きた際に、人々の行動には共通するパターンがあることが分かります。
・不安が広がると、安全だと感じる資産に資金が集中する
・インフレが進行すると、現金よりも実物資産に価値を見出す
・市場が不安定なときは、安定収入が得られる資産が選ばれる
つまり、未来を当てにいくのではなく、人の行動原理に基づいた判断を行うことこそが、堅実かつ持続可能な資産運用につながるのです。
変化の中でも価値が揺らがない「不動産」という選択肢
こうした状況下で改めて注目を集めているのが、不動産という実物資産です。
不動産は、仮想通貨や株式のように価値が一瞬でゼロになることはありません。人が「住む」「使う」「借りる」といった実需に支えられており、資産としての土台が非常に安定しています。
なかでも、以下のような条件を備えた物件は、変化の時代においても資産価値の維持と収益性の確保が期待できます。
・東京23区や主要都市の駅近エリアなど、今後も人口集中が見込まれる地域
・耐震性や災害リスクに配慮された、維持管理しやすい建物と立地条件
・大学、病院、ビジネス街などが周辺にあり、空室リスクが低い地域特性
経済が不安定な局面でも、このような物件へのニーズは根強く、賃料収入(インカムゲイン)と資産価値の維持・上昇(キャピタルゲイン)の両面で安定した投資成果が期待できます。
「いつ買うか」よりも、「どう持つか」が資産形成のカギ
不動産投資と聞くと、“価格が上がるタイミングを狙う”ことだと考える方も多いかもしれません。
しかし実際には、購入後の運用と収益設計こそが、不動産投資の成否を大きく左右します。
具体的には、以下のような視点が重要です。
・表面利回りではなく、実質キャッシュフロー(管理費、税金、修繕費などを含めた収支)に注目する
・購入時点で、将来的な売却先=出口戦略を考えておく
・リノベーションや設備更新を計画的に行い、資産価値を維持・向上させる
このように、「どう持つか」を意識した運用こそが、長期的な安定収入と資産防衛につながります。
重要なのは、過去の成功例を真似ることではなく、人間の行動原理に基づいた一貫した判断を行うこと。
それこそが、これからの時代に通用する不動産戦略です。
未来に振り回されず、軸を持つということ
これからの時代、不確実性は一時的なものではなく、むしろ常態化していくでしょう。
そんな環境において資産を守り育てるには、「未来を予測すること」ではなく、「どんな状況でもブレない判断軸を持つこと」が最大の強みとなります。
人の行動には、時代を超えて通じる一定の原則があります。
未来がどうなるかは分からなくても、「人はこう動く」という理解に基づけば、ブレない資産形成は可能です。
私たちは、その原則を軸に、お客様一人ひとりに最適な不動産戦略をご提案し、共に変化の時代を乗り越えるパートナーでありたいと考えています。