年末のご挨拶と今後の展望

Monthly Report

Photo: 神奈川県民ホール、ジョージア国立バレエ公演~ニーナ・アナニアシヴィリ芸術監督就任20周年記念~「くるみ割り人形」| 2024年12月14日 PM 16:45 | 気温9.3℃
Oil Painting: 画家ダヴィド・ポピアシヴィリ(David Popiashvili)が描く夢幻舞台

2024年もいよいよ終わりが近づいてまいりました。本年も多くの皆様から温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

私たちは常に、不動産業界の変化を的確に捉え、最適なソリューションを提供することで、皆様に信頼いただけるパートナーであり続けることを目指しています。来たる2025年も、引き続きより良いサービスの提供に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年から2033年の不動産市場動向と展望

不動産市場は2025年以降、新たな成長局面を迎えると予測されています。IMARC Groupの調査によると、2024年の世界不動産市場規模は7兆3,841億米ドルに達し、その後2033年にかけて年平均成長率1.81%で推移し、最終的には8兆6,907億米ドルに達すると見込まれています。

この成長を支える主な要因として、以下の点が挙げられます。

  • 商業用不動産の回復
    2025年には、商業用不動産市場が緩やかな回復を見せるとされています。集合住宅やオフィス需要の拡大が見込まれる一方で、回復のスピードは地域やセクターごとにばらつきが予想されます。このような環境下では、柔軟な投資戦略が重要となるでしょう。

  • デジタル技術の活用による効率化
    スマートソリューションやIT技術が普及することで、不動産の管理や運用が効率化され、投資家や管理者はデータを活用したより高度な意思決定を行えるようになります。その結果、収益性の向上が期待できます。
  • 高齢化社会に対応した市場拡大
    世界的な高齢化が進む中、介護付き住宅や高齢者向け施設への需要が急速に増加しています。バリアフリー設計やユニバーサルデザインを取り入れた住宅は、今後の投資機会としても注目されることでしょう。
  • 地域ごとの成長
    新興市場では、都市化と経済成長を背景に不動産需要が拡大していくと見られます。一方、先進国では持続可能性や環境対応が大きなテーマとなり、グリーンビルディングの導入がさらに市場を牽引するでしょう。

私たちは、これらの市場動向を踏まえ、投資家の皆様へ的確なアドバイスと持続可能なソリューションをお届けする所存です。変化の激しい不動産業界の未来を見据えた、戦略的なパートナーとしてご期待いただけますと幸いです。

年末にあたり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げるとともに、2025年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。